奈良県生駒市・古島さん
2010年2月築
私たちは、みんなに支えられて生きています。
この家は、 太陽の温もりに支えられて、
たくさんの絆を育んでいます。
設計ファイル
開放的な家はみんなを受け入れる空間。将来の変化にも対応が可能。

木造2階建ての古島さんのOMの家は、1階、2階とも部屋を区切ることなく一体感のある開放的な空間です。友人知人が多く集まるという古島邸では、大勢が靴を脱いでも大丈夫なほど、たっぷりと広い玄関になっています。
駐車場の上に設けられたデッキは、キッチンの西側からもリビングの南側からも出られるようになっていて、部屋からぐるりと回れるようにつくられています。
古島さんのお宅では食器棚も洋服箪笥も置かず、大きなつくり付けの収納を設けています。扉を閉めれば細々したものが見えないよう隠すことが出来るので、部屋がすっきりしています。また収納や洗面所にはハンガーが掛けられるようパイプが取り付けられていて、便利に活用しています。2階に設けたステップフロアは、将来、必要に応じて子ども部屋としても使えるよう、扉が付けられるようになっています。
建物概要
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在来木造2階建て
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敷地面積/183.54平米
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延床面積/118.12平米(1階/65.13平米、2階/52.99平米)

奈良県生駒市・古島さんの家平面図
(クリックで拡大:126KB)
西側デッキは南側デッキへ続きリビングからぐるりと回ることができる。
洗面所はお客様も使えるようリビングから仕切りなしで行ける。
1階キッチンのつくり付けのたっぷりとした収納は何でも収納できて便利。
家づくりと暮らし
大切な家族、友人を受け入れる懐の広い温もりの家。
黒い外壁がきりりと引き締まった印象を与える古島さんのOMの家を南側より写す。
ダイニングキッチンの後方は食器などが入る収納棚。扉を閉めればすっきり。
なだらかな起伏が続く丘陵地に、真新しい家々が林立する住宅地。奈良県北部の生駒市にあるこの住宅地にあるのが、古島さんのOMソーラーの家です。きりりと引き締まった黒い外壁が、重厚感のある雰囲気を醸し出しています。
大阪市内でマンション住まいをしていた古島さんが、家づくりの地としてここを選んだのは、大阪市内よりも安価で広い土地が望める上、大阪まで1時間以内で通勤ができるからという理由で、高校教師のご主人も、薬剤師として働く奥様も、ここから大阪市内まで通勤しています。
「この辺りは不動産会社が分譲している土地なので、私たちも最初は不動産会社に家づくりをお願いしました」という古島さん。ところが希望として出した「廊下のない家」に対し、示された設計図は何度かき直してもらっても、納得いくものではなかったといい、自分たちの思いが伝わらないことに、ほとほと困り果てていました。
そんな時、ご主人の先輩から、「家を建てたので、見に来ないか」と誘いを受けたのです。向かった先輩の家は、「ひと目見てこれだ」と思えるほど、古島さんが思い描いていたイメージどおりの家でした。聞けばその家は、先輩の仲人をしてくれた人が社長を務める工務店が建てた家だというのです。
なかなか理解してもらえなかった自分たちの思いが、ここにこうして形となっている。そのことに衝撃を受けた古島さんは、施工した工務店を訪れました。工務店はOMソーラーの会員工務店で、OMソーラーのモデルハウスがありました。
「それまでは太陽光発電のことしか知りませんでしたが、太陽熱を利用して床暖房するというシステムだと聞き、すごく面白いと思いました。生駒は大阪より寒く、暖房対策は考えなければと思っていたので、床暖房なら子どもにも安全でいいのではないかと思いました。」
OMの家を建てると決めた古島さんは、不動産会社の話をキャンセルし、改めて同じ住宅地の中で建築条件付きでない土地を探します。幸いなことに最初に計画していた場所からそう遠くないところに土地が見つかり、いよいよOMの家づくりがスタートします。工務店から提案されたプランは、「見た時点で絶対的な信頼が置けると思えるものでした。あとはもうお任せしても大丈夫だと安心できました」と、古島さんは振り返ります。
外から帰ると家の中が暖かくてホッとします。
一段高くなったスキップフロアの中3階。仕切りを立てれば独立した部屋に。
広い玄関からすぐにリビングに行ける開放感が何よりのお気に入り。
新築記念で作った「古島家」と書かれた暖簾の奥は履物の収納に。
古島さんのOMの家は、玄関を入ったところに和室があり、その西側にリビングダイニングが続きます。そのさらに西側と南側にデッキが延び、和室、リビング、デッキと繋がった一体感のある空間になっています。2階は階段を上がったところに高さをつけたスキップフロアの書斎、それを挟んで西側に和室と寝室、東側にも1部屋あり、やはり一体感のある空間になっていますが、真ん中に高さのあるフロアを設けたことで、変化に富んだ空間になっています。
また、「マンションに住んでいた時は仮住まいと割り切っていましたから、大きな家具は持っていませんでした」という古島さん。新しい家には洋服ダンスや食器棚などは置かず、たっぷりとした大容量のつくり付け収納を設けてもらいました。
さらに、工事中に何度か足を運ぶうちに気づいたことも、反映してもらいました。「1階の階段の入り口は、北側から冷たい空気が降りてくる心配がありましたので、急遽、扉をつけてもらいました。また、屋根の隙間が空いていたので、収納に使いたいというと、床も天井も綺麗に仕上げてくれて、予定外の収納ができました」。
古島さんが廊下のない家にこだわったのは、「経済的に建て坪を大きく取れないので、もったいないというのもありましたが、それよりも部屋を区切ると、主人は書斎で仕事、私はキッチンで食事の支度と、同じ家に住んでいるのに一人暮らしみたいで、それがイヤだったんです」という奥様の強い希望からでした。望みが叶って廊下のない開放的な家は、家族がどこにいてもその存在を感じられる温もりのある家です。
また、独身時代に住んでいた部屋でも、2人で暮らしたマンションでも、よく友だちが集まっていたという奥様。「実家はいつも誰かが集まってくる家で、それが当たり前だと思って育ちましたから」と、家を建てるのなら人が集まる家にしたいというのも、開放的な空間を望んだ理由の一つでした。
友人知人が多く、結婚披露宴も2回に分けて行ったという古島さん。支えてくれるみんなを大切に包み込むことの出来る懐の広い家が望みでした。ですからOMの家が完成してからは、デッキでバーベキューパーティをするなど、たくさんの人が集まる機会が多いそうで、取材当日も、ご夫妻それぞれの職場の同僚十数人が集まって、賑やかに鍋パーティが開かれていました。1つの鍋をつつきながら、我が家のように寛いでいる友人たちの姿を、目を細めながらもてなす古島さんは本当に幸せそう。
OMの家に暮らして2年余り。「OMの存在を知ったのが梅雨時で、OMの効果は体感していませんが、体感できなければ導入しないというものではなく、知っている人がいいものだよと薦めてくれるのだから、絶対間違いないと信じていました」という古島さん。
仕事をされているので、「外から帰ると家の中が暖かくて、ホッとするんです。主人は最初ペレットストーブを入れたいと言っていたのですが、ストーブが必要ないぐらい暖かいです。本当にOMを入れて間違いなかった」と、嬉しそうにお話してくれました。
職場の同僚を招いて和やかに行われた鍋パーティの様子。
夏場にはデッキでバーベキューパーティが賑やかに開かれた。
物怖じしない息子さんはみんなの人気者。

















